英語力をのばしたい人必見!目的別にみる英語塾選びのポイントと勉強法のコツ
「英語塾は何年生から通わせるのがいいの?」という疑問を持つ保護者の方は少なくありません。小学校で英語が教科になったことで、英語学習のスタートは以前より早まっています。
このページでは、学校で学ぶ英語の変化をふまえたうえで、小学生・中学生・高校生それぞれの英語塾の始めどきと、塾を検討すべきサインについて解説します。
2020年度(令和2年度)から小学校で新しい学習指導要領が全面実施され、英語の授業は次のように変わりました。
| 学年 | 位置づけ | 年間授業時数 |
|---|---|---|
| 小学3・4年生 | 外国語活動 | 35単位時間(週1コマ程度) |
| 小学5・6年生 | 外国語(教科) | 70単位時間(週2コマ程度) |
あわせて、小学校で扱う語数は600~700語程度、中学校では1,600~1,800語程度とされています。小学5・6年生では英語が成績のつく教科となり、「読む」「書く」学習も加わりました。
※参照元:文部科学省「新学習指導要領全面実施に向けた小学校外国語に関する取組について」(https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/siryo/__icsFiles/afieldfile/2019/09/11/1420968_2.pdf)
つまり、英語に苦手意識を持ち始める時期が、以前の「中学1年生」から「小学校高学年」へと早まっていると言えます。英語は積み上げ式の教科のため、早い段階のつまずきを放置すると、中学・高校で取り戻すのが大変になります。
小学校低学年のうちは、成績のためというより「英語に慣れる・楽しむ」ことが目的になります。英語の歌や絵本、ネイティブ講師との会話など、英語に触れる機会を増やす意味で英語塾・英語教室を活用するのも一つの方法です。
小学5・6年生になると、英語は成績のつく教科になります。中学英語の土台となるアルファベットの読み書きや基本的な単語・表現を固めておきたい時期のため、中学入学前の小学5・6年生は英語塾を検討しやすいタイミングです。
中学校では、be動詞・一般動詞・疑問文・否定文など、英文法の学習が本格的に始まります。定期テストで点数がつくようになるため、苦手が数字で見えるようになる時期でもあります。
中学1年生の内容は、中学2・3年生、さらに高校英語の土台になります。中1の時点でつまずいているなら、早めに英語塾で基礎を固めるのがおすすめです。また、高校受験を見据えるなら、遅くとも中学2年生のうちに通い始めると、中3で受験対策に集中しやすくなります。
高校英語は中学英語の応用編で、扱う語彙や長文の量が一気に増えます。大学受験を目指す場合は、高校1・2年生のうちに単語・文法の基礎を固め、高校3年生で長文読解や過去問演習に取り組む流れが理想的です。
高校3年生から通い始めることも可能ですが、基礎の復習と受験対策を同時に進める必要があり、学習の負担が大きくなります。志望校のレベルが高いほど、早めのスタートを意識しましょう。
学年にかかわらず、次のようなサインが見られたら英語塾を検討するタイミングです。
英語は一度つまずくと、その後の単元も理解しにくくなる教科です。「もう少し様子を見よう」と先延ばしにするより、苦手が小さいうちに対策を始めるほうが、短期間で立て直しやすくなります。
| 目的 | 始めるタイミングの目安 |
|---|---|
| 苦手克服 | つまずきに気づいた時点ですぐ。学年の区切りを待たないのがおすすめ |
| 定期テスト対策 | テストの1~2か月前には通い始め、普段の授業の復習から取り組む |
| 英検取得 | 受験予定の回から逆算し、級に応じて数か月前から対策を始める |
| 高校受験 | 中学2年生までに基礎を固め、中学3年生で受験対策に集中する |
| 大学受験 | 高校1・2年生で基礎を固め、高校3年生で志望校対策に取り組む |
英語塾を始めるタイミングが決まったら、次の点を確認しておくとスムーズです。
特に、子ども本人のやる気は成績アップに直結します。保護者だけで決めず、体験授業を通して子ども自身が「通ってみたい」と思える塾を選ぶことが大切です。
小学校での英語教科化により、英語塾を検討するタイミングは早まっています。ただし、何年生から始めるのが正解ということはなく、目的や子どもの理解度に合わせて判断することが大切です。つまずきのサインに気づいたら、まずは体験授業から始めてみましょう。