英語力をのばしたい人必見!目的別にみる英語塾選びのポイントと勉強法のコツ
学校での授業理解度を上げたいなら
特色
授業形式
お試しレッスン費用
英検を
取得させたいなら
コスパの良さで
選びたいなら
特色
授業形式
お試しレッスン費用
【選出基準】
2023年1月23日にGoogle検索で「英語塾 東京」と調べ、検索結果TOP50のうち、英語を専門にしている塾(29校)を選出。
その中から、重視するポイント別で高校生も通える英語塾3校を厳選しました。
【重視するポイントの選定基準】
※各ポイントにおいて、公式HPで明記されていることが確認できた英語塾から選定しています。
・学校での授業理解度 … “それぞれの学校の授業内容に合わせた予習・復習が可能な英語塾”として、英語を専門にしている塾(29校)の中で、対応している教科書数が最多の30種類(2023年1月23日時点、編集チーム調べ)であるトリプレットを選出
参照元:トリプレット公式HP(https://triplet-english.co.jp/course/)
・英検の取得 … “受験する時期・級に関係なく対策できる英語塾”として、英語を専門にしている塾(29校)の中で、常時開設している英検専門の対策コースがあり、受験級の制限なく60分以上かつ月4回以上の授業がある英検アカデミーを選出
・コスパ … “高校生向けコースを安く通える英語塾”として、英語を専門にしている塾(29校)の中で、高校生の月謝が最安値の18,000円(税込)であるアチーブ英語塾を選出(月4回通った場合/2023年1月23日時点、編集チーム調べ)
「大学受験のために英語を勉強しているけど、なかなか偏差値が上がらない…」と悩んでいる方もいることでしょう。しかし、勉強の方法や順番、優先するべきポイントを変えることで、偏差値を上げられる可能性があります。こちらでは受験対策において、効率よく英語をレベルアップするための学習方法を紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
難関大学を目指すのであれば、受験勉強は英語から始めましょう。その理由は2点あります。
まずは、近年の難関大学の入試では、英語の得点配点率が高くなっている傾向があるからです。例えば慶應義塾大学の2025年度一般選抜を見てみると、英語の配点は総合配点の30%以上あり、特に文系は40~50パーセントの高い配点となっています。こういった傾向は難関大学に多い傾向があります。
また、英語は“暗記と演習の両面が必要な科目”です。単語の暗記と読解力をしっかり身に付けないと広範囲にわたる出題に対応できないため、時間をかける必要があるのです。
大学受験に向けて偏差値を上げるには、「いかに効率よく学習するか」がポイント。そのためにも、「避けておきたい学習方法」を知っておくことが大切です。
下記では、「効率が良くない」とされる勉強法を紹介。英語に伸び悩んでいる方や、受験英語を短期間で習得する必要がある方は、下記に当てはまっていないかチェックしてみるのがおすすめです。
長文読解ばかりに気を取られて、英単語の対策を後回しにしたり、軽視していたりするケースがあります。しかし、これは基礎英語力が必要な大学受験において、おすすめできない勉強法と言えるでしょう。
英単語の語彙が少ないまま長文を読み解こうとしても、出てくる単語の意味がそもそも分からないため、重要な単語やキーワードを読み落とす可能性が高まります。反対に単語力を上げることで、難しい文法であっても単語の意味を繋げることで大まかな意味を推察できるようになります。
英単語の習得は、受験英語の習得におけるカギとも言えるでしょう。特に、限られた時間内で偏差値を上げたい場合には、大学入試に頻出する英単語を中心に勉強するのがおすすめです。
「参考書は多いほうがいい」「参考書がたくさんある方が安心する」という考えから、参考書を何冊も購入する受験生がいます。しかし、この方法もあまりおすすめしません。特に、文法書のような基礎段階においては避けた方が良いでしょう。
文法・大学頻出単語などの基礎英語においては、どの参考書でも大きく内容が変わりません。何冊も違う文章を読み込むより、「分かりやすい」かつ「何度でもできる」参考書を覚えるまで繰り返す方が、基礎英語力に繋がりやすくなります。また、参考書や問題集が多すぎて、中途半端に手を付けただけで終わってしまう人も少なくありません。
基礎で躓いている場合、まずは一冊の参考書である程度できることを増やしてから、足りない部分を他の参考書で補うのがおすすめです。
英語の基礎ができていない段階で長文を解こうとするのは控えましょう。一見すると、最初から難しい内容をやった方が近道に感じるかもしれませんが、解説を読んでも分からない・解説で分かっても他の問題に応用ができない・基礎内容を調べなおす手間が増える…などさまざまなデメリットが多く、結果的に基礎から勉強するよりも時間がかかります。また「読めない!」「分からない!」という焦りから、勉強が躓きやすくなったり、苦手に感じてしまったりする可能性も。
大学受験の英語学習は多少時間がかかっても、下記の順番を辿る方法が近道かつ効率的です。
いきなり長文に挑戦するのではなく、段階的にステップアップしていきましょう。
英語以外の科目にも言えますが、復習や解き直しは非常に大切です。「問題を解いたから終了」ではなく、解き終わった問題を振り返って、なぜ間違ってしまったのか・原因がどこにあったのかを把握しましょう。
復習・解き直しは、間違えたポイントや勉強した内容を何度も間違えないようにするために、重要な過程と言えます。再挑戦して、頭の中に知識を定着させましょう。
次に、成績向上に繋がりやすい英語勉強法を紹介します。
大学受験の英語は、主に下記の3つの要素でできていると言われています。
長文の読解や英文解釈は大変そうなイメージがあるかもしれません。しかし英文の構成は、簡単に言えば「英単語」と「英文法」が、ルールに従って並んでいるだけのもの。英単語と英文法を学んだうえで、熟語や構文を理解できれば、受験英語を効率よく進められます。
「英単語」と「英文法」を重視する理由としては、大学受験英語の大きな課題がリーディング(英語長文問題)とライティングであることが挙げられます。英語長文の読解をメインとする大学が多いため、まずは「英単語」と「英文法」を優先的に学習しましょう。
長文読解対策のためにも「英単語」と「英文法」が重要だと先述しましたが、より詳細な順番を紹介すると下記のようになります。
また、受験する大学の過去問題・受験内容に「リスニング」や「英作文」も含まれている場合は、4の長文読解のあとに学習するとよいでしょう。
「英単語を極めた人は、大学受験英語を制する」と言っても良いほど、英単語の語彙を増やすことは重要です。
英語長文の読解と解釈には「英単語」と「英文法」が必須。リスニングやライティング、スピーキングにおいても、語彙力がないと対応できません。単語の学習は時間と労力が必要ですが、何度も繰り返し学習することで自然に英単語が身に付きます。また、覚えた単語の数だけ点数にも直結しやすいため、がんばった分だけ成果を実感できるようになるでしょう。
英単語の語彙力を高めるのは重要ですが、特に勉強の目的が「大学受験の英語」である場合、闇雲に英単語を覚えるのはNG。まずは大学受験に頻出する単語を中心に学習することで、結果に繋がりやすくなります。
新しい単語を一回で覚えることは困難です。面倒であっても「繰り返し記憶」という方法が効率的。一日に何度も「見る」「音読する」を繰り返して、定着させるのがおすすめです。
「書く」学習が悪いわけではありませんが、限られた時間を有効利用する場合、「書く」方法はあまり効率が良いとは言えません。たとえば1日100個ずつ単語を覚えたい場合、単語を覚えるまで書いていると膨大な時間がかかります。
何度も短期間で繰り返すためには、アウトプットの方法を「音読」に変えた方が効率的。単語を音読しながら、意味を定着させることが重要です。
英単語と同様に、英文法は「英語の骨格」と言えるもの。文法の理解度は、そのまま長文読解の点数まで直結します。
英文法の勉強の基本は「インプット」と「アウトプット」を繰り返す方法。教科書・参考書などで文法をインプットし、問題集や小テストなどでアウトプットすることで、できない内容を潰していき基礎力・応用力を高めます。
最初は基礎的な内容からスタートして、徐々に応用・発展レベルへステップアップしていきましょう。
大学受験に必要な文法はある程度決まっています。どの参考書や問題集であってもだいたい同じ内容であるため、無駄に何冊も購入する必要はありません。まずは手に入れた文法テキスト1冊を、理解できるまで使うことをおすすめします。
大学受験は時間との戦いでもあります。受験当日まで、いかに効率よく学習を進めるかが合否のカギ。英語学習で出遅れてしまった場合は、英単語と並行して身に付けましょう。
大学受験用の参考書で、文法を学習しながら頻出する単語を暗記していけば、より効率的に勉強できます。
英文解釈とは「一文ずつ正確に訳せる力」のことです。
大学受験英語では、長文読解に重きが置かれています。つまり、英語を正しく読める(解釈)ようになれば、大学合格がぐっと近づくのです。
英文解釈を勉強せず、単語と文法だけで英語長文を読み解こうとすると、出題英文を何度も返り読みしたり、いちいち和訳したりと時間を大幅にロスしてしまいます。しかし英文の構造を理解できれば、英語を英語のまま理解する思考回路を養え、長文であろうと英語を素早く読める速読力にもつながります。
英文を「把握」するためにも、和訳は必ず紙に書くようにしましょう。
出題文を頭の中だけで訳してしまうと、自分の解釈が曖昧になって自己添削ができません。特に、すぐに解説を見て納得してしまう方法はNG。「どのように解釈したのか」「どの部分が間違っていたのか」を把握するためにも、自分の解答は必ず残してください。
また、単語の意味を正しく訳しているか、日本語として不自然ではないかもチェックしましょう。一文だけ見ると小さな違和感で済んでも、長文読解になると違和感が重なって重要な部分を見落とす可能性があります。
長文は短いフレーズが集まった形です。まずは短い文章から精読と多読を繰り返し行い、解釈できる力を身につけていきましょう。
共通テストや大学入試試験において、長文問題のできる・できないは偏差値に大きく影響します。英語長文の得点を上げるためには、単語・文法・英文構造把握と解釈という基礎を身に付けて、読解力を高めなくてはなりません。
また、何問もある長文読解を限られた試験時間内でこなすために、速読力も身につける必要があります。
まずは、一つひとつの文章を丁寧に読む「精読」に取り組み、わからなかった単語や構文をピックアップしましょう。これらの意味を知り、あらためて長文全体を和訳して、分からない部分を解き明かします。これを何度も繰り返して数をこなすと同時に、解答と比較して自分の解釈が正しいかどうかを確認してください。
この際、時間制限のある試験に備えて、何分で解き明かせるか時間もチェックしましょう。最初は長くかかるかもしれませんが、数をこなすことで徐々にタイムを縮められるようになります。
英語長文問題を解いた後の復習方法として、音読することをおすすめします。実際の試験で音読するわけではありませんが、繰り返し音読することで英文を読むスピードが速くなり、単語や熟語、文法構造などを頭の中に定着させやすくなります。
共通テストの英語配点は「筆記100点・リスニング100点」と、以前に比べてリスニングが重要視されるようになりました。各大学の入試問題の配点はそれぞれ異なるものの、やはり以前よりリスニングの配点が高まっている傾向があります。
リスニングは「英単語・熟語・文法」をわかっていないと聞き取ることはできないため、数カ月から年単位の計画的な学習が必要です。また、目で文章を読みながら自分のペースで確認できるリーディングと違い、リスニングは情報が一方通行で流れてきます。瞬間的な情報を理解するにはしっかりとした読解力が身についていなければなりません。単語力と読解力の強化とともに、発音や聞き取りに慣れる必要があります。
ディクテーションとは「書き取り」のことで、文章を聞こえた通りに書き出す練習です。ディクテーションを行うメリットは、聞き取る集中力が養われることとです。聞き流すことなく、前置詞などの詳細まで聞き取ろうとする練習を積み重ねることでリスニングの集中力が身に付きます。また、書き出すことで聞き取りにくい自分の苦手なポイントがわかることもメリットです。
最初は短い文章のディクテーションからスタートし、カタカナでもいいので聞こえた通りに書き出す練習をしてみましょう。これを繰り返すことで、集中してリスニングするスキルがアップします。
シャドーイングとは「追い読み」のことで、聞こえてくる音声の2~3語遅れて影のように音読していく方法です。
「聞く」と「発音する」を同時に行なう負荷の高い練習法ですが、本番で次から次へと流れてくる音声速度についていくための読解速度スキルを向上させるにはかなり有効です。
最初はスクリプトを見ながら音声についていくことからスタートし、慣れてきたらスクリプトを見ずに本格的なシャドーイングをしてみましょう。
大学入試での英作文問題は、「和文英訳」と「自由英作文」にわかれます。
和文英訳は、「日本文を英語に訳す」という形式のことで、1~2行の短い文から数行に及ぶ分まで大学によって異なります。
そして自由英作文は、与えられたテーマやお題から自分の意見を英語で書き上げるタイプの問題のことです。自由英作文は絵を見て考えるものや、英文で出題される・日本語で出題されるなど出題のバリエーションが豊富なのが特徴。あらかじめ志望大学の過去問題を研究して傾向を調べておきましょう。
英作文は、単語力と文法、構文などの基礎がないと自分の手で英文を作り上げることができないため、これらの基礎を定着させるよう心がけてください。そのうえでこれから紹介する勉強法を実践しましょう。
和文英訳の出題は「評論」のように難しい表現になっているものや、英訳しにくい日本語の言い回しが多い傾向があります。そういった難しい表現の日本語を平易なものにし、シンプルな英文にすることがミスを減らすポイントです。
難しい表現や独創的な考えを述べなくても、中学生レベルの文章であっても表現が合っていれば正解となります。その代りスペルミスや時制のミス、前置詞ミスなどには注意を払ってください。
頻繁に出る定番の言い回しや熟語など、使い勝手がいいフレーズは丸暗記しておくと便利です。その際、「この表現を表す英文はこれ」というように、日本語と対応させて英文を覚えておくのがポイント。
英文を丸暗記しても、同じ問題が出題されるわけではないため、フレーズを暗記したうえで単語やシチュエーションを置き換えて練習しましょう。
英語の受験対策で、多くの人が苦しむのが「長文読解」。しかし、そこをクリアしても「まだ偏差値が安定しない…」「もっと偏差値を上げる必要がある」という場合は、熟語・イディオムの習熟度に課題があるかもしれません。
英文を読んでいて熟語やイディオム(慣用句)が出てきた際、それぞれの単語の意味から何となく意味を導き出すことが多いでしょう。ですがその方法では、ニュアンスを取り違える・引っ掛け問題を落としてしまうなどの可能性があるため、注意が必要。
偏差値を安定して上げたいのであれば、大学受験に頻出する熟語・イディオムに重点を置いて学習しましょう。
英語の熟語やイディオムは、ある特定のシーンで使われるケースがあります。食事の場面や学校、ショッピング、電話、病院など、テーマ別に分けてまとめて覚えてしまうと効率的です。テーマに分けて覚えることで、長文の内容と関連づけて思い出しやすくなります。
熟語を暗記する際、熟語と訳だけを単体で覚えてしまうと、実際の文章が結び付いていないため、文全体を訳す際に上手く繋がらず「勉強したのに落とした」という結果になるケースがあります。
熟語やイディオムは、例文を見ながら実際にどのような場面で使っているのか意識して、フレーズと一緒に覚えていくようにしましょう。
大学受験のための英語勉強法についてまとめてきました。限られた時間の中で偏差値を上げようとする場合、効率を考えて学習を進める必要があります。勉強の流れとしては「単語の語彙を増やす・文法を頭に入れる・読解力を高める」ことに重点を置き、問題集を1冊すべて使い切るつもりで学習しましょう。
「独学が難しい…」「もっと詳しく指導してほしい」という方は、大学受験英語に強い学習塾に通うという方法もあります。下記では高校生におすすめの英語塾を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。